指輪に入れることができる刻印の方法は様々です。
スタンプのように印字の凸面を打ち込んで印字をする”打刻印”
ダイヤモンドを使用した硬い針で削って書く”ケガキ印字”
職人が鏨(タガネ)とハンマーで描く”和彫り・手彫り模様”
そして、
レーザーで削り取る”レーザー刻印”
多くのリングメーカーやブランド、工房ではこのような方法で入れることが多いかと思います。
レーザー印字は比較的新しい機械でレーザー照射で金属を蒸発させて印字します。
従来の打ち込むタイプや削るタイプと比べて、細かく繊細な文字を入れることができます!
ついぶ京都工房では手書きタイプの印字や細かなイラストをお入れする際に使います。
蒸発させて入れるので比較的に深く文字が入り、表面などに入れて使用しても消えにくいという特徴があります。
ただし、彫った面が黒くなる・印字の内容を変えにくいなどのデメリットもありますね…
それぞれその場で入れられる手軽さや細かな模様を入れることができる自由度などメリットデメリットがあるので
お入れしたい内容をスタッフに相談くださいませ!
指輪について
ファッションリングとネイル
シンプルコーデのアクセントに指輪がピッタリ!!
普段アクセを取り入れない人でも簡単に楽しめるリングはネイルと合わせると指先を華やかにできます。
ゴールドやシルバーはどんな色合いのネイルにも合わせやすいですが、
マットなカラーネイルやスタンピングネイルと合わせると遊び心がある組み合わせに出来そうです。
京都のおいしいコーヒーやカフェと合わせてインスタ映えもばっちりです。
その日のスタイルに合わせてコーディネートしてみてください!
指輪のサイズと測り方
ネックレスやブレスレット、イヤリングなど身に着けるアクセサリーやジュエリーの中でも
特に指輪はサイズ感で着け心地が変わったりそもそも着けられなかったりするものです。
意外と自分の指輪のサイズを知らなかったり、どのサイズ感がピッタリなのかわかりにくいですよね…
そんな指輪のサイズ感の目安について参考にしてください!
まず指のサイズを測る道具はサイズゲージやリングゲージと言われ、様々なサイズのサンプルがまとまっているものを使用します。
プラスチックよりも金属製のもののほうが実際にはめた雰囲気と似ているのでイメージしやすいかもしれません。
実際に着けてみてサイズを測っていくのですが、
入りやすく少しだけ抜けにくいかな(するする抜けないかな)という雰囲気が着けやすいリングだと思います。
手を軽く握ったり、振ってみたりして確認するのもいいですね!
ただし、サイズゲージで何度も着け外しを繰り返してしまうと指が腫れてきてしまうこともあるのでご注意ください。
- 指輪のサイズは
- 自分の指の形
- どの指に着けるか
- 指輪の幅
- 体調
- 普段使いかどうか
の5つがポイントになります。
- 自分の指の形
- どの指に着けるか
- 指輪の幅
- 体調
- 普段使いのリングかどうか
指の形は人それぞれ違いますが、指輪を着ける時の大切な部分は ” 一番太いところ ” になります。
大きく分けて指の付け根が一番太く指先に向かって細くなるタイプ・関節が一番広いタイプがあります。
一番太い部分のサイズに合わせてリングを選びますが、関節が広いタイプの指の方は関節が余裕で通るサイズにしてしまうと
根元でくるくる回ってしまったり抜け落ちてしまいやすいので、本当にぎりぎり関節が通るサイズ感がおすすめです。
実は右手と左手で同じ指でもサイズ感が変わるので着ける指を間違えないように測りましょう。
ついぶ京都工房にくるお客様の多くは利き手はそうでない手の指と比べてサイズが大きい傾向にあります。(もちろんそうでない方もいらっしゃいます!)
指輪の幅によって実際に着けやすいサイズと図ったときのサイズが変わる場合がございます。
幅広めのリングは指に触れる面積が広いのできつく感じやすいです。5mm幅以上のリングは0.5号から1号程度変わる場合もございます。
逆に細身のリングは緩く感じる方が多く、当店のスリムリング(1.5mm幅)の場合、2号ほどサイズが変わる方も!!
体調によって指にむくみが出る場合もございます。
お酒を飲んだ次の日や寝不足によってサイズが変わるのでご自身の体調と相談しながら測ってください。
ご結婚指輪やご婚約指輪などブライダルリングは長く着けるものなので、別日や別の時間帯などに2回以上測っていただくと確実かもしれません。
ご結婚指輪は着けっぱなしにするという方も多いとは思いますが、お仕事などで着け外しが多いという方もいらっしゃると思います。
サイズを測ったときに迷った場合は、着けたままが多いという方は小さい方を、着け外しが多い場合は少し大きい方を選ぶといいかもしれません。
手作りなのでなかなかお店では売っていない30号以上の対応や0号よりも小さいマイナス5号、
ゲージにはない10.2号などの間のサイズなども対応できます。
制作中に実際の指輪を着けて緩い場合もきつい場合も微調整できますので、
ぜひご自身のサイズにしっくりくるサイズを選んでくださいね!
ナチュラルで柔らかなカラーのホワイトゴールド
純金に純銀などを配合したホワイトゴールドはシルバーともプラチナとも違った柔らかな明るいゴールドのカラーの金属です。
頭文字をとって”WG”と表記されることもありますね!
当工房ではK18(純金の割合が75%)のホワイトゴールドで指輪を制作することができます。
日本ではプラチナの事を白金と呼びますがプラチナとホワイトゴールドは素材も性質も色合いも異なる金属です。
もともとはプラチナの色合いに近づけようとして配合されて作られたものですが、ゴールドの特性上黄色味があるためシャンパンゴールドとも呼ばれています。
シャンパンのようなグレイッシュベージュは日本人の肌の色となじみやすい色合いとなっており、ご結婚指輪にもおすすめですよ。
既製品のホワイトゴールドジュエリーのほとんどはロジウムという金属のメッキでプラチナの色合いに加工されて地の色をなかなか見ることが無いかもしれません…
素敵な色合いなのでぜひ一度見てみてくださいね!
あなたの誕生石は?
誕生石をご存知でしょうか?
誕生石とは1月~12月まで各月に割り当てられた宝石のことを指します。
アメリカの宝石商の間で割り当てられたものですが、その起源は占星術や旧約聖書に関係があると言われています。
宝石は指輪だけでなくジュエリー全般とかかわりが深く、体に身に着けられることからお守りなどとしての意味を持っていました。
各誕生石にいろんな想いが込められていて、その月の生まれの人が誕生石を身に着けると幸運を招くと言われています。
そのため相手のことを思って身に着けるペアリングや結婚指輪などのブライダルリングなどによく使われます。
–誕生石一覧–
1月【ガーネット】
2月【アメシスト】
3月【アクアマリン】
4月【ダイヤモンド】
5月【エメラルド】
6月【ムーンストーン】
7月【ルビー】
8月【ペリドット】
9月【サファイヤ】
10月【ピンクトルマリン】
11月【シトリン】
12月【タンザナイト】
今月8月の誕生石は【ペリドット】
ライムグリーンの爽やかなカラーが素敵な石です。
石言葉は夫婦の幸福、誕生石としてだけでなく結婚記念日のプレゼントにもピッタリな石ですね!
誕生石は指輪の外側だけでなく、内側にも入れることができます。
記念日月の石や大切な方の石などと並べて入れることもできますので、
気になる方はぜひスタッフまで!
様々なタイプの指輪をご制作いただけます。
ついぶではペアリングだけでなく
ソリテールのダイヤが付いたご婚約指輪
ご夫婦でつける結婚指輪
大切なひとへプレゼント
友達とのお揃いのリング
生まれた赤ちゃんへのベビーリング
などなど、、、
名前やメッセージを印字したり、誕生石を留めたりと様々な指輪をご制作いただけます。
お一人で来てもスタッフと一緒に楽しんで作業ができますよ!
指輪の幅と印象の違い
急に気温が上がって、今日は本当に暑くなりました…
これからの季節に京都の観光へお越しになる際は、熱中症対策などしっかりしてくださいね!
これから夏に向けてファッションが薄着になるとシルバーやゴールドなどの金属のアクセサリーが映えるので
コーディネートがシンプルになってしまった・・・というときに合わせるとアクセントになっておすすめです。
今日は指輪の幅による印象の違いと選び方について紹介します。
当工房でご制作していただける指輪の幅は1.5mm・2.2mm・3mm・4mm・5mmと5種類ご用意しております。
大体ペアリングやマリッジリングの女性用の平均的な幅は2mm~3mmくらいが多いかと思います。
なので平均よりも細いタイプは重ね付けや小指に着けるピンキーリング向け
平均よりも太いタイプは親指に着けるサムリングや存在感のあるリングといわれますね!
幅が細いリングの特徴
・指を長く見せることができる
・指にあたる面積が少ないので普段着けなれていない方や初めて指輪を着けるという人にも着けやすい
・細いタイプのリングでサイズが大きい場合は特に歪みやすい
・指の形によって食い込んでいるように見えてしまう
幅が広いリングの特徴
・指を細く見せることができる
・存在感があり、テクスチャーを入れたり文字を入れたり表面のデザインがよく映える
・指にあたる面積が多く、指輪自体が重いので慣れていないと気になる
指輪を着ける指のかたちや大きさによって指輪の見え方が変わるだけでなく、
表面のカーブや模様によっても幅の雰囲気が変わったりするので実際にサンプルなどを見たり
試着をしたりして自分にぴったりの指輪を見つけてみてください!
金属色々グラデーション
金属は素材や配合によって色合いが異なります。
例えば、同じK18(18金)のゴールドでも、純金にどの金属がどのくらいの割合で配合されているかで色合いが変わります。
ひとつひとつでは違いが分かりにくいので、並べてみたりライトを当てたりすると色合いが違うことがわかりやすくなりますよ!
どの金属の指輪にするか迷ってしまいますね。
自分の好みの色合いを選ぶのが一番ですが、金属によっては変色しやすいものもあるので注意が必要です。
真鍮や銅は汗や水分と化学反応しやすく、変色するのがとても速い金属になります。
薬品などにも強いプラチナやゴールドは比較的に変色しにくいため結婚指輪など節目のリングにおすすめの金属になります。
長く使う結婚指輪や婚約指輪は長く使える素材ということも選ぶポイントになりますよ!!
プロポーズリングとは?
プロポーズリングをご存知ですか?
プロポーズリングは名前の通りプロポーズの時に渡す指輪のことです。
最近の女性は指輪のケースをパカッと開けて「結婚してください!」というサプライズでプロポーズに憧れるけど…
婚約指輪(エンゲージリング)はデザインをしっかり選びたいと思っている方が多いそうです。
そんな女性の気持ちをに合わせてプロポーズには普段使いできる指輪を
正式な婚約指輪(エンゲージリング)は二人で選びに行くという方が増えているんですよ!!
棒状の材料から作った指輪に石枠(石を留めるための台座)を溶接して、
相手の誕生石を留めればおしゃれなプロポーズリングの完成です。
土台の指輪のご制作していただき、石を留める作業は職人が丁寧に作業いたします。
手作りと聞いたらお相手の方がびっくりするかもしれませんよ!
後日サイズ直しもできるので安心です。(別途料金)
内側に印字をすることもできるのでイニシャルやメッセージを入れてもいいですね。
12月初旬のご制作でクリスマスに間に合います!!
お急ぎ納期も対応していますのでお気軽にご相談くださいませ。
もちろん婚約指輪(エンゲージリング)のご制作もお待ちしております。
女性の憧れ・ダイヤモンド
彼がパカッとケースの蓋を開けてそこにダイヤの輝く婚約指輪が入っていたら…
婚約指輪はいつの時代でも女性の憧れですね!
その指輪のメインに使われているダイヤモンドについて意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
無色透明な最高の輝きをもつダイヤモンドの石言葉は「永遠の絆、純潔」
純粋無垢な輝きを持つダイヤモンドはブライダルジュエリーに最も用いられる宝石です。
実は鉛筆と同じ炭素原子からできている宝石なんですよ!
高温と高圧によって地中にできる鉱石です。
ダイヤモンドという名前は、ギリシャ語の「屈しない」という言葉が語源と言われ、その透明度と輝くきらめきが名前の通り、いつの時代も揺るがない美しさを持っています。
強い想いと決意を表すことからダイヤモンドを婚約の証である指輪として中世のヨーロッパから始まったといわれていますね。
ダイヤモンドは屈折率が高く、内部でのキラキラとした反射が起こりやすい石です。
婚約指輪によく使われる形のラウンドブリリアントカットはそのダイヤモンドの輝きをより反射させるカットです。
ダイヤモンドの価値はカラット・クラリティ・カラー・カットの4Cと呼ばれる評価から決まります。
1.CARAT カラット
カラットとは大きさと思われがちですが、宝石の重量を表わす単位です。1ct は 0.2g に相当します。
最近では0.3ct~0.5ctくらいのものが華奢なデザインの指輪によく使われますね。
2.CLARITY クラリティ
クラリティとは透明度のことで、ほとんどのダイヤモンドが内包物(インクルージョン)を含んでおり、透明度が高いほど希少で価値が高いとされています。
一般的にSI-1以上であれば肉眼ではほぼ目視できないと言われています。
3.COLOUR カラー
ほとんどのダイヤモンドが透明に見えますが、実際にはすべてのダイヤモンドにごくごく僅かな色がついています。婚約指輪では無色であるD・E・Fに等級分けされたものがよく使われます。
4.CUT カット
カットとはダイヤモンドの対称性・仕上げの総合を5段階で評価します。
原石の状態ではキラキラを輝かず人の手によって加工されてダイヤはより価値を高められます。
巧みにカットされたダイヤモンドはきらめいた光を放ち、最高の美しさで輝きます。
4Cによって評価されますが、
カラットが大きいから素敵なエンゲージリングなのではなく、全体のバランスや輝きの良さなども大切なデザインとなります。
グレードの良さからダイヤモンドを選ぶだけでなく、カラット数が誕生日や記念日の数字を選ぶ方もいますよ!
ご自身の目で見てお相手の女性に贈りたいものを選ぶことがおすすめです。