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2020.04.24
12か月の誕生石
指輪を作るなら、自分の誕生石を留めたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 宝石は古代から不思議な意味や効力が伝えられており、お守り・装飾品として人々に親しまれていました。 今回は各月の誕生石とその意味、誕生石の楽しみ方についてご紹介していこうと思います!
各月の誕生石
- ・1月『ガーネット』
- 最も歴史の古い宝石の一つです。12面体・24面体の球形に近い岩石は古くから人々に愛されてきました。その黒みを帯びた深い赤色から、日本では『柘榴石』と呼ばれています。大切な人との『深い絆』や『真実』を表します。その他にも『勝利の石』『実りの石』の異名を持ち、物事を乗り越えるサポートをしてくれるでしょう。また、丸く磨き上げたガーネットは「カーバングル」といいます。
- ・2月『アメシスト』
- 別名『紫水晶』といい、古代ギリシャではお酒の盃として使われていました。『アメシスト』という名もギリシャ語の『酔わない(amethustos)』からきています。紀元前3100年頃のエジプトでは魔除けとして身につけられていました。『平和』や『心の穏やかさ』をもたらし、自身の持つ能力を高める力を与えてくれると言われています。また『愛の守護石』の一面を持つため、女性に人気です。
- ・3月『アクアマリン』
- その名前は、ラテン語で『海水(aquamarine)』に由来しています。穏やかな海を彷彿とさせる色合いから航海のお守りとして使われてきました。人魚の涙から生まれたという伝説もあるのです。日本では『藍玉』と呼ばれています。持ち主の心を癒し、『聡明』さや『円滑なコミュニケーション』などの自己表現をサポートしてくれるでしょう。
- ・4月『ダイヤモンド』
- ギリシャ語で『征服されざる者(adamas)』の異名を持つ、地上で最も硬い宝石です。『永遠の愛』『永遠の絆』を表すとされ、結婚指輪・婚約指輪に留める石として世界中で愛されています。その強固さや輝きから『無垢』『永遠』の象徴されており、身に着けることで『心の汚れを綺麗にする』ことが出来るとされてています。
- ・5月『エメラルド』
- かのクレオパトラも愛用していたといわれる宝石です。『エメラルドグリーン』という鮮やかな緑色を表す言葉にも使われています。和名は『翠玉』『緑玉』です。人々を癒す新緑の色は『幸福』意味し、『希望を与える』効果をもたらします。円満な愛の象徴ともされ、結婚55年式のことを『エメラルド婚』とも言います。
- ・6月『ムーンストーン』
- 月の輝きが結晶化したと伝えられてきた石で、インドでは『聖なる石』として古くから親しまれてきました。石言葉の『健康』は、人間の体は月の満ち欠けに影響を受けていると伝えられていた点から来ています。危険を察知しヒーリング効果を与える、『旅路の安全を守る』石としての一面もあります。
- ・7月『ルビー』
- 燃える炎のような赤色から宝石の女王と呼ばれ、王侯貴族から『高貴な石』として愛されてきました。実はサファイアと中の成分が全く同じ石です。サファイアの中でも若干入っている成分の違いで赤い石がルビーと呼ばれ、その中でも特に美しい赤は『ピジョンブラッド』といいます。『情熱』『仁愛』を象徴し、古来より魔除けとして重宝されていました。
- ・8月『ペリドット』
- 『太陽の石』と呼ばれているオリーブ色をした石です。そう呼ばれる由縁は、屈折率が高く暗い中僅かな光源でも光り輝くことからきています。身に着けているとネガティブな感情をポジティブなものに変えてくれるそうです。他にも『和合』ももたらし『夫婦の幸福を象徴』する石として親しまれてきました。
- ・9月『サファイア』
- サファイアと言えば青がイメージされますが、実は様々な色が存在します、ついぶではブルーサファイアの他にピンクサファイアもご用意しています。 『誠実』を象徴し『知性・創造性』を高めたいという方におススメです。結婚式の際に身に着ける『サムシング・ブルー』に選ばれることも多いです。
- ・10月『トルマリン』
- トルマリンには様々な色があり、ファッションごとに楽しむことも可能です。また、『電気を帯びている』という性質をもち、昔は灰を集める道具として使われていました。身に着けることによって『希望』を与え『他者の意見を聞き取り新たな世界を切り開く』ことを手助けします。新しいことをはじめたい方におススメです。
- ・11月『トパーズ』『シトリン』
- トパーズは様々な色がありますが、水色・黄色が一般的です。『友情』や『希望』などを象徴し『成功と名誉をもたらす』と言われています。何かに挑戦するとき、チャンスを引き寄せるアイテムとして人気です。シトリンの名前の由来は果実の『シトロン(Citron)』です。実りや成熟に関する意味が込められており『豊かな富をもたらす』として愛されています。他にも『友愛』『希望』の象徴ともされています。
- ・12月『タンザナイト』
- タンザニアのメレラニ鉱山でしか採取することのできない希少な石です。最初に発見されたのが50年前と比較的新しい宝石です。『成功』を象徴し、『決断力』を増幅させると言われています。神秘的なブルーは身に着けていることで『大切な場面での道しるべ』になるような気がしますね。
誕生石の楽しみ方
- *自分の誕生石を身に着ける
- 誕生月にあてはめられた宝石をお守りとして身に着けるというものです。最もオーソドックスで人気な楽しみ方です。
- *日ごとに身に着ける石を変える
- 誕生月の宝石しか着けてはいけないルールはありません。その日の気分や、月ごとに身に着ける宝石を変えていくのも楽しみ方の一つです。
- *記念日の月の誕生石を身に着ける
- 大切な記念日にちなんだ誕生石を思い出として身に着けることもできます。マリッジ・エンゲージリングなどに日付の刻印と合わせて、誕生石を留めてみるのはいかがでしょうか?
今回ご紹介したものの他にも、誕生石として伝わっている宝石は幾つもあります。 お気に入りの誕生石を一つだけ身に着けてもいいですし、該当する全ての石を使っても構いません。制限はありませんので、お気に入りの着け方をしましょう!
以上が、誕生石の効果・楽しみ方の紹介になります。 宝石を身に着ける際に是非参考にしてみてくださいね!